女性に人気の高い事務職ですが、現職が事務職の方がスキルアップに使える資格は沢山あります。仕事をしていることが前提ですので、働きながらでも取得しやすい資格を把握しておくと良いでしょう。
現職のスキルアップの役に立つ資格~事務系~
事務職のスキルアップに役立つ資格として最も知名度が高いのは簿記です。
日本商工会議所が主催する簿記の資格は会計の基本的な知識を身につけられることで有名です。
事務職の多くが会計の仕事も任せられていますので、既に取得している人も多いでしょう。
商業学校などでは、卒業前に取得することが卒業の条件になっているほど有名な資格です。
簿記の資格もランクがありますので、まずは取得しているランクよりも1つ上のものを狙うことをお勧めします。取得級数が上がれば任せられる仕事も増えますので、どんどんチャレンジしていくべきです。
次にお勧めしたいのがMOSの資格です。日本語にするとマイクロソフトオフィススペシャリストです。事務職でも使うことが多いWordやExcelを使いこなせるという証明になる資格です。
最近ではどこの事務職でもパソコンを使って仕事をしていますので、MOSの資格を取得していれば転職をするのにも有利になります。
さらに上級向けの資格であるマスターを取得すれば、日常の業務の中でもできる仕事の幅が広がっていきます。
パソコンを使って仕事をしていても、指示されたことしかできないという人も多く、こうした専門のスキルがあると周囲から頼られる存在になるでしょう。
特に中小企業の場合ですと、事務職でもエース級の存在になれる可能性が出てきます。
最後にお勧めしたいのが秘書検定です。秘書検定といえば秘書になるための資格だと思われがちなのですが、実はビジネスマナーを学べる資格でもあります。
電話を受けたときのケース別対応や資料のファイリングなど、事務職にも役立つスキルが多くあるのです。
また、秘書検定を取得しておけば事務職から秘書へとキャリアアップできる可能性が高くなります。
転職をするにしても有利になる部分が多いので、できれば取得しておいた方が良い資格でしょう。特に大きな企業で働きたい場合は、秘書検定を取得しているかどうかで大きな違いが出てきます。
事務職のスキルアップに使える資格を紹介しましたが、どれも基本的なものだといえます。
特に簿記に関しては取得している人も多いでしょうが、さらなるスキルアップを目指して上位資格へチャレンジしてください。
MOSや秘書検定も取得することでスキルアップができますので、どんどん挑戦していきましょう。